明野中央病院こつ・かんせつ・リウマチセンター
2020 年 11 巻 12 号 p. 1349-1352
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骨粗鬆症性椎体骨折に伴う腰椎神経根症を検討した.対象は9例,平均年齢79.4歳,L4骨折が5例と多く,椎間孔狭窄は脊柱管内病変合併例も含め7例であった.骨折形態との関係をみると,尾側型が4例57%,頭側型,両側型では椎弓根骨折や偽関節等の不安定性を伴っていた.尾側型損傷形態に多く,下部椎体圧潰による椎弓根の下降と損傷終板や後壁骨片が直接椎間孔部に及ぶことや動的不安定性の関与が原因として考えられた.
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