大阪市立大学大学院医学研究科整形外科学
2020 年 11 巻 6 号 p. 883-889
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腰痛や脊柱変形は健康寿命の延伸を目指す我が国にとって克服すべき課題である.体幹筋は体幹支持に重要な要素だが,体幹筋の萎縮や脂肪変性がこうした病態に与える影響は明らかになっていない.我々は多施設横断研究によって体幹筋量の低下と腰痛や機能障害,脊柱後弯が関連していることを証明した.本稿ではその研究結果を中心に,体幹筋の加齢に伴う変化と,腰痛や脊柱アライメントとの関連,介入方法に関して文献をレビューした.
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