川崎医科大学脊椎・災害整形外科学教室
聖隷淡路病院
2021 年 12 巻 1.2 号 p. 10-15
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はじめに:腰部脊柱管狭窄症に対する内視鏡下椎弓形成術(MEL)後に発生した隣接椎間狭窄について検討を行った.
対象と方法:対象は1椎間のMELを施行した95例とした.
結果:除圧高位の上位隣接椎間が硬膜管面積85 mm2以下で,かつ12°以上の非対称性椎間関節を有している場合,新規狭窄が発生する可能性がある.
結語:これらの結果は,隣接椎間狭窄の予防における除圧範囲の判断材料として有用と考える.
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