岡山済生会総合病院 緩和ケア科
2011 年 6 巻 2 号 p. 344-349
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今回われわれは, がん性腹膜炎による出血性貧血を併発した症候性むずむず脚症候群に対して, 輸血が有効であったがん終末期症例を経験した. 症例は, 70歳代, 女性, 肝細胞がん. 下肢の異常感覚に対して, 赤血球輸血の施行後に症状の劇的な改善を認めた. がん終末期では, 症候性むずむず脚症候群を合併する頻度は高いと予想され, 積極的な診断と適切な治療が必要であると考えられた. Palliat Care Res 2011; 6(2): 344-349
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