主催: 一般社団法人日本周産期・新生児医学会
会議名: 周産期学シンポジウム
回次: 5
開催地: 神奈川県
開催日: 1987/01/17
p. 158-162
I はじめに
大阪における新生児診療相互援助システム(すなわちNeonatal Mutual Cooperative System, 以下NMCSと略す)は,昭和52年に最初8病院で組織され,現在,表1に示した20病院が参加している。このNMCSでは,未熟児を含む病的新生児の情報はすべて統一した入院用紙を使用し,情報センターでコンピューター入力するシステムをとっている。
今回,この入院情報統計より妊娠30週未満の分娩法と予後の関係を分析検討したので報告する。