周産期学シンポジウム抄録集
Online ISSN : 2759-033X
Print ISSN : 1342-0526
第5回
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シンポジウム II:妊娠 30 週未満の分娩方法をめぐる諸問題
妊娠30週未満の分娩法と予後――NMCS情報統計からの分析――
船戸 正久
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p. 158-162

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抄録

 I はじめに

 大阪における新生児診療相互援助システム(すなわちNeonatal Mutual Cooperative System, 以下NMCSと略す)は,昭和52年に最初8病院で組織され,現在,表1に示した20病院が参加している。このNMCSでは,未熟児を含む病的新生児の情報はすべて統一した入院用紙を使用し,情報センターでコンピューター入力するシステムをとっている。

 今回,この入院情報統計より妊娠30週未満の分娩法と予後の関係を分析検討したので報告する。

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© 1987 日本周産期・新生児医学会
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