特集 こどものリハビリテーションと装具
こどもの座位保持装置について
2015 年 31 巻 4 号 p. 242-247
詳細
2015 年 31 巻 4 号 p. 242-247
今日，数多くの座位保持装置が国内外メーカー各社から提案されているが，一人ひとりのユーザーに最適な座位保持装置を選択し製作するには豊富な経験や様々な技術が必要である．ユーザーの座位保持能力や身体の状態などにより，ヘッドサポート・バックサポート・シートのタイプや形状を選択するが，ユーザーに適した座位の環境を提供することが，QOL向上につながることから，最も座位が安定する姿勢を探ること（ポジショニング）と，座位保持装置支持部と身体との適合（フィッティング）を適切に行うことが重要である．
