2015 年 31 巻 4 号 p. 238-241
動的脊柱装具は,2007年に開発された装具である.プロトタイプから始まり,I〜IV型,夜間用,後弯用と現在も進化をしている.また,全国的にも広がっており,50社以上の義肢装具製作所の方々が研修のため弊社のプレーリーファクトリーを訪れた.2015年よりDSB基礎講習会が開催され,16病院が参加された.参加した義肢装具士には,大阪発達総合医療センターの審査に合格すれば,DSB製作技術取得証が発行されている.今後は様々なニーズに応えながらADL・QOLを向上させられる使いやすい装具の開発が必要であると考える.