2023 年 39 巻 1 号 p. 43-46
回復期病院での義足リハビリテーション(以下,リハビリ)は下肢切断者の今後の生活において義足歩行が実用的になるか否かの重要な役割である.専門病院での成功率は高い一方で,医療従事者の義肢(切断)分野での知識・経験不足が課題である.医療のばらつきをなくす目的でクリニカルパスを使用されるが,下肢切断は最も少なく,標準化も進んでいない現状である.本稿では,義足リハビリの問題点を視覚化し,義足作製における全体の流れ,義足前・装着後のリハビリプログラムを作成し,その内容について述べる.