日本義肢装具学会誌
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調査・研究報告
脳卒中患者の短下肢装具の装着方法の違いが歩行に与える影響
右田 正澄山本 澄子
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2023 年 39 巻 4 号 p. 349-354

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抄録

脳卒中患者の短下肢装具装着の問題を整理し,歩行時の踵部に掛かる荷重量を用いて装着者自身で装着した場合(自己装着)と理学療法士が装着した場合(理学療法士装着)との違いを明らかにするために本研究を実施した.健常者30名,脳卒中患者17名に対して,簡易歩行分析システムGait Judge Systemと荷重量計測システムを用いて,10 m歩行時の短下肢装具を装着した際の荷重量と10 m歩行から得られる歩行機能を評価した.自己装着と理学療法士装着ともに脳卒中患者の荷重量は健常者と比較して有意に低かった.また,脳卒中患者では自己装着と比較してわずかではあるが理学療法士装着で歩数が有意に少なかった.

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© 2023 日本義肢装具学会
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