抄録
本研究では、近紫外光がクロレラ〔Chlorella ellipsoidea(IAM-27)〕の生育に及ぼす影響について、調査を結果、近紫外光照射条件下において、生長や生理活性に違いがみられた。
植物ホルモンであるエチレンは、植物の生長に深く関与している。しかし、これまでクロレラではこのエチレン生成に関する報告はほとんどみられなかった。よって、ACCシンターゼ、ACCオキシダーゼの活性ならびにACC、最終生成物であるエチレンが検出され、これらの経路によって、クロレラにエチレン生成系が存在することを確認した。
また、これらのACCシンターゼ、ACCオキシダーゼの活性ならびにACC、最終生成物であるエチレンの含量は、近紫外光によって抑制されていた。
今大会では、これらの結果について報告する。