日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第48回日本植物生理学会年会講演要旨集
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スーパーサイエンスハイスクール(SSH)による理数系教育の新展開
*中川 和倫
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p. S046

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抄録
文部科学省は2002年からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業を開始した。これは将来の科学技術系人材の育成を目的としたものである。松山南高等学校はSSHに指定されており、理数科と科学系部活動に所属する生徒を対象に、次のような取り組みを実施している。
●理数科の学校設定科目による授業:科学への興味・関心を導く実験中心の授業、愛媛大学と連携した高大連携授業、プレゼンテーション能力の育成も含めた班別課題研究などを行っている。
●高大連携から高大接続への取り組み:愛媛大学の先生方による授業に加え、大学院生から指導を受ける研究室体験も実施する。また、愛媛大学は研究者育成のための新AO入試を開始した。
●特別行事:連休や長期休業中を利用して野外調査や科学館研修を実施する。今年度は特別予算で中国の高校生との国際科学交流にも取り組んでいる。大学や研究機関の訪問を行うこともある。
●科学系部活動の活性化:SSH指定当時は休部状態の理科部が多かった。そこで、理数科に科学系課外活動を設定した。現在は多数の科学系コンテストに参加するようになっている。
以上のような取り組みを通して、本校のSSHは生徒のモチベーションの向上につながった。また、SSHを通して新規に開発した生徒実験を普通科の授業に導入することも多い。
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© 2007 日本植物生理学会
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