日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第52回日本植物生理学会年会要旨集
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ReSpect: 植物代謝産物のMS/MSデータベースとデータリソース
*澤田 有司, 中林 亮, 山田 豊, 鈴木 実, 秋山 顕治, 櫻井 哲也, 松田 史生, 平井 優美, 斉藤 和季
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p. 0655

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抄録
高感度かつ高選択性の検出が可能なタンデムマススペクトラム(MS/MS)解析は、多様な植物代謝産物の構造推定に利用可能である。本発表では、植物代謝産物のMS/MS情報を文献の調査と標準化合物の測定によって収集したWEBデータベースRiken mass spectrometry (ReSpect, http://spectra.psc.riken.jp/) を紹介する。これまでに8459 件のMS/MSとそのメタデータをMassBankデータ形式 (http://www.massbank.jp/) に統一して収録している。また、これらのデータは全てダウンロードして利用可能である。ReSpectのスペクトル検索機能は、クエリー(テキスト形式のMS/MS情報:各:m/z 値と相対強度値)と収録データ間でコサイン類似度を計算し、ユーザが設定した閾値に従ってスコアが高い順に収録されたスペクトルを表示する。すなわち、クエリーと一致または類似するMS/MSを自動的に検索することができる。このReSpectのスペクトル検索機能およびデータリソースを利用すれば、MS/MS解析した未同定の植物代謝産物候補の構造推定情報を付与することが可能になる。現在、ReSpectおよびこのデータリソースを利用し、予め標的を絞らない非ターゲット解析で取得したMS/MSの大規模な構造推定に挑戦している。
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© 2011 日本植物生理学会
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