日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2004年秋季講演会予稿集
セッションID: P308
会議情報

ポスターセッション 3 10月15日(金) 14:46~16:15
衝突破片の表面粗さと後方光散乱強度
*中村 昭子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
月や小惑星などの太陽系小天体では,散乱光が後方に強いことが知られており,これは,表面のレゴリス層によってshadow-hiding と coherent backscatteringという2つのメカニズムが働くためであると考えられている.これらのメカニズムは,粒子層でなくとも粗い表面では働くとされている.そこで,衝突破片表面の粗さを調べ,粒子サイズや空隙率の異なる粉体層の場合と比較する.また,後方光散乱強度を調べて,小惑星の観測結果との比較を行い,小惑星表面状態について議論をする.
著者関連情報
© 2004 日本惑星科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top