主催: 日本惑星科学会2005年秋季年会実行委員会
北海道大学低温科学研究所
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分子雲に存在するメタノールに重水素の濃集が認められたが,詳しいメカニズムは明らかになっていない.そこで我々は,塵表面反応が重水素濃集過程として重要な役割を担っていると考え,超高真空槽内に作成したCO固体(10 K)へHおよびD原子を同時照射する実験を行った.実験の結果,106年間に相当するHおよびD原子を照射したとき,観測値を良く再現した.さらに,CH3OH-dの生成過程は,CH3OH生成後のH-D置換反応が支配的であることが初めてわかった.
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