抄録
微惑星形成モデルのひとつとしてダスト層の重力不安定モデルが提唱されている。このモデルに関するこれまでの研究では、ダスト層が重力不安定の臨界密度に達するかどうかに重点が置かれ、臨界密度に達してから微惑星形成までの現象については注目されていなかった。それに対して本研究では、ダスト層が重力不安定の臨界密度に達した後どのように微惑星形成が始まるのかについて数値シミュレーションを行った。ダストとガスに相対速度がないと仮定した1流体近似を用いた場合の結果とダストとガスを別々に考えた2流体の場合の結果について示し、それぞれを比較考察する。