抄録
超高圧下での水素の状態方程式は、木星に代表される巨大ガス惑星(木星型惑星)の内部構造を探る上で極めて重要である。我々は、惑星内部に匹敵するような超高圧下での水素の状態方程式を実験的に検証することを目的として、大阪大学レーザーエネルギー学研究センターにある激光XII号レーザーを用いた衝撃圧縮実験を開始した。まずは、木星内部の遷移層に近い物理条件を実験室で再現し、水素の状態方程式や金属化の証拠について調べていきたいと考えている。本公演では実験の現状と、水素の状態方程式実験が惑星形成シナリオに与えるインパクトについて報告する。