日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2006年秋季講演会予稿集
セッションID: P03
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ポスターセッション
熱モデルを用いた小惑星イトカワの表面状態の推定
*井上 達年山本 幸生岡田 達明白井 慶荒井 武彦小川 和律井上 朋香加藤 学
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抄録
小惑星探査機はやぶさに搭載された蛍光X線分光計(XRS)は十分なエネルギー分解能を得るためにX線CCDのフードがラジエータとして働き放射冷却を行っており、この部位に温度計測を行うための温度センサーが取り付けられている。この温度センサーは熱真空試験により十分に較正されており、小惑星の温度を知るためにも有用である。この温度センサーにより計測された小惑星イトカワへのタッチダウン時の温度変化を説明するために小惑星イトカワの形状を考慮した温度モデルを作成し表面熱物性についての考察を行う。
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© 2006 日本惑星科学会
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