日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集
セッションID: 318
会議情報

オーラルセッション 10 コンドルール・凝縮
9月27日(木) 13:20-14:15
浮遊したメルトからのアモルファスフォルステライト形成
*森内 善伸長嶋 剣田中 今日子塚本 勝男
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
多くの赤外線観測により、AGB星や超新星爆発などから放出されたダストにはアモルファスシリケイトが存在していることが分かっている。特徴的なのは、そのアモルファスシリケイトがMg2SiO4(フォルステライト)やMgSiO3(エンスタタイト)組成に近い吸収ピークを示していることであり、地上でこれらの組成の鉱物が結晶として存在していることと対照的なことである。今回、我々は通常のメルト急冷法では作成が困難なアモルファスフォルステライトを浮遊メルト急冷法によって得たので報告する。
著者関連情報
© 2007 日本惑星科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top