星周塵赤外観測に向けたフォルステライト蒸発異方性の温度・水素圧依存性

瀧川 晶; 橘 省吾; 永原 裕子; 小澤 一仁; 横山 聖典

doi:10.14909/jsps.2007f.0.84.0

日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集

セッションID: 333

DOI https://doi.org/10.14909/jsps.2007f.0.84.0

会議情報

主催: 日本惑星科学会2007年秋季年会実行委員会

オーラルセッション 12　星間塵・スターダスト
9月27日(木) 15:40-16:57

星周塵赤外観測に向けたフォルステライト蒸発異方性の温度・水素圧依存性

*瀧川晶, 橘省吾, 永原裕子, 小澤一仁, 横山聖典

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抄録

原始惑星系円盤や進化末期星周囲にフォルステライトが存在することが観測によって示されている．赤外スペクトルフィーチャーを変化させる要素としての形状に着目し，水素ガス中でのフォルステライト蒸発実験を行い，温度に依存して蒸発速度の異方性が変化することを示した．ある原始惑星系円盤 (HD100546) のフォルステライトのスペクトルはc軸につぶれた円盤状粒子でよく説明されるが，このような形状は水素中の蒸発で説明できることがわかった．

責任著者(Corresponding author)

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