学習院大学法学部 (社会学)
2005 年 56 巻 2 号 p. 273-291
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本稿は, グローバリゼーションの進行と大衆文化変容の関係について, 既存理論枠組の限界を指摘し, 現代における「クラブカルチャー」がグローバルな文化圏域とローカルな〈場〉との往復運動のなかで展開していく様相の分析を通じて, 今日の「グローバリゼーション」のダイナミズムが, 重層モラルコンフリクトという動的モデルによって理解できることを論じるものである.
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