鳥取大学医学部保健学科成人・老人看護学講座
2000 年 10 巻 2 号 p. 194-198
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吸気筋耐久力評価には,持続的吸気負荷漸増法が用いられるが,この測定法には,息苦しさ感などの不快感が伴い,被験者の吸気負荷への努力を阻む.不快感を減らすため,2分間ごとに漸増する吸気負荷と次の吸気負荷の間の1分間の休息期間を挿入する断続的吸気負荷漸増法を用いて吸気筋耐久力を測定し,持続的吸気負荷漸増法と比較した.結果は2つの方法は慢性閉塞性呼吸不全患者の吸気筋耐久力の測定に違いをもとらさないことを示した.
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