国立療養所南福岡病院臨床研究部
2001 年 10 巻 3 号 p. 409-416
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重症の慢性呼吸不全例22例に対して1日6時間以上,長期にBilevel PAP療法を施行した.開始時期のPCO2は平均88 Torrから安定時に67 Torrへ,pH 7.31から7.37へ有意に改善した.本療法中止の気管切開・長期人工呼吸器装着例に比較して継続例ではADLが保持できた.終末期に近い慢性に高度の炭酸ガス血症例の治療や緩和治療として有用である.
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