大分協和病院内科
2001 年 10 巻 3 号 p. 417-421
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ALSの長期人工呼吸管理の症例に対し,1回換気量15 mℓ/kgでの管理を行った.その結果,無気肺の発生がなくなり,無気肺の基盤とする難治性の呼吸器感染症が抑制しえた.本方法で管理を行うことにより,患者の状態が安定し,在宅呼吸管理への移行が容易となった.肺線維症による脱落例が1例あったが,圧損傷の発生はみられなかった.期間中,死亡例の発生はなく,HVV継続9例中8例が在宅呼吸管理に移行した.
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