原著
在宅酸素療法中の通院患者のquality of lifeと家族の負担度
2001 年 10 巻 3 号 p. 422-426
詳細
2001 年 10 巻 3 号 p. 422-426
在宅酸素療法（HOT）患者56名と主たる介護者33名を対象に実態調査を行った結果，「HOT患者のquality of life（QOL）の指標であるCRQの中では支配感の領域が高かった」，「30％以上の患者がHOT利用に際し，人目を感じていた」，「介護者の負担度は低く，患者をもっと助けたい，患者がもっと外出できればよいと思っている介護者が多い」などの現状が明らかとなり，今後のサポートのあり方に関する示唆を得た．
