札幌医科大学保健医療学部理学療法学科
柏葉脳神経外科病院リハビリテーション部
2001 年 11 巻 2 号 p. 275-280
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60歳以下のHOT施行者の現状について就業状況を主に調査分析した.HOT導入後の就業の有無に関し,年齢やFHJ分類等の患者背景に特徴的なことはみられなかった.また,職場では積極的な支援や対応が少ないことと,酸素濃縮器の職場への設置に関わる経済的負担が今後の問題として推察された.就労の積極的な推進には,個々の仕事の内容やHOT施行状況の検討が不可欠であり,加えて職場での酸素濃縮器の設置に対する診療報酬の整備が,早急に望まれた.
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