2002 年 11 巻 3 号 p. 404-409
呼吸リハビリテーションプログラムは一部の先進的な施設で展開されてきたが,2001年8月に第11回日本呼吸管理学会ワークショップで呼吸リハビリテーションに関するステートメントが学会のコンセンサスとして呈示され,同年12月に日本呼吸管理学会および日本呼吸器学会(Japan Society for Respiratory Care/Japanese Respiratory Society : JSRC/JRC) より共同の呼吸リハビリテーションに関するステートメントとして発表された1).今後,引き続き実践的なマニュアルを含む呼吸リハビリテーションガイドラインが作成される予定にあり,呼吸リハビリテーションが包括的なプロクラムとして我が国に普及していくことが期待される.