2004 年 13 巻 3 号 p. 469-473
2型慢性呼吸不全を呈する肺結核後遺症では長期NPPVが有効なことが知られているが,より有効な群を見いだすために,5年間以上継続した長期生存21例と3年間未満で死亡した短期死亡20例の比較を行った.両群間で,導入時の状態・性・年齢,導入前のLTOT歴・入院回数と日数・肺機能・PaCO2・栄養状態(BMI),導入後のPaCO2 の変化に有意差はなかった.導入1~3年後の入院回数・日数は長期生存群で減少していた.人工呼吸器の換気モードでは,ControlやTモードで長期生存が得られやすく,Assist/ControlやSTモードでは短期死亡が多かった.