日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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ワークショップⅡ
患者教育と自己管理能力
―自己管理の知識が行動変容に与える影響について―
北川 知佳田所 杏平田中 貴子中ノ瀬 八重千住 秀明
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2005 年 14 巻 3 号 p. 390-394

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抄録

呼吸リハビリテーションにおける患者教育について検討することを目的に,知識と行動のアンケートを実施,それらの関連性と正答率,実施率の推移を調査した.知識と行動は有意な相関が認められたが,各項目では差があり評価の必要性を感じた.約1年間での正答率,実施率は維持されていた.患者教育は欠かせないものであり,今後教育の評価や知識が行動変容を促す方法を含めた患者教育のマニュアル作りが必要である.

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© 2005 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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