熊本大学医学部附属病院看護部呼吸器内科
2005 年 14 巻 3 号 p. 436-441
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慢性呼吸不全患者(慢性閉塞性肺疾患患者)に対し,短期呼吸リハビリテーションの指導を行い,身体能力,QOL,精神面の改善度を比較検討した.肺機能検査,動脈血液ガス分析,歩行能力検査では明らかな改善はみられなかった.しかし,呼吸筋力では改善傾向が認められ,アンケート調査ではQOLの改善が認められた.これらのことから,短期呼吸リハビリテーションは有効であり,今後クリニカルパスとして取り入れ可能であると予測された.
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