JA長野厚生連篠ノ井総合病院呼吸器科
JA長野厚生連篠ノ井総合病院腎臓内科
JA長野厚生連篠ノ井総合病院呼吸器科 信州大学医学部第一内科
信州大学医学部第一内科
2005 年 14 巻 3 号 p. 487-490
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当院に通院中の腹膜透析患者23例に終夜睡眠ポリグラフィーを施行した.その87%に睡眠呼吸障害(SDB)を認めたが,SDBの有無に関して,年齢,性別,腹膜透析歴,原疾患,ESSでは有意差を認めず,BMIで有意差が認められた.しかし,SDB患者の平均BMIは24.6%と肥満者の範疇には入らず,また,SDBの合併と自覚症状の有無に関しても関係は認められなかったことから,合併症防止,適切な治療の面からも睡眠時無呼吸症候群に対するスクリーニング検査を施行する必要性があると考えられる.
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