日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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シンポジウムⅡ
在宅呼吸ケア
―ケアマネジャーの立場から―
加賀美 由旗中山 初美鶴田 良介茅原 京子大池 貴行津田 稔津田 徹
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2006 年 15 巻 4 号 p. 492-498

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抄録

急性期から在宅までの呼吸ケアの連続性を保つためにデイケアや訪問看護,訪問介護などを活用し,慢性呼吸不全患者のマネジメントを行っている.しかし脳血管疾患や認知症疾患などと比べて医療必要度が高い半面,要介護度が低い慢性呼吸不全患者は,施設入所など不利になることが多く,ケアプラン作成のうえでも問題となる.今後,慢性呼吸不全患者の特性が広く理解され,療養状況が改善されることが必要である.

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© 2006 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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