東北大学病院老年科
2006 年 16 巻 2 号 p. 275-279
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気道ウイルス感染は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪を引き起こす.ライノウイルスは気道上皮細胞や炎症性網胞の炎症性物質合成やヒスタミン放出,好酸球活性化,ムチン放出促進,肺炎球菌の気道上皮細胞接着促進などを引き起こす.喀痰調整薬などは,ライノウイルスの感染受容体の減少などを介して感染を抑制する.喀痰調整薬はCOPD患者の風邪の回数および増悪の回数を減少させる.
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