大垣市民病院呼吸器科
国立病院機構近畿中央胸部疾患センター臨床研究センター
国立病院機構近畿中央胸部疾患センター内科
2007 年 17 巻 1 号 p. 25-27
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今回,私たちはシャトルウォーキングテストの歩行距離とADLとの関係を,96例のCOPD患者(男性89例,女性7例,年齢70±7歳,FEV1970±380ml)でロジスティック回帰を用いて検討した.結果,IADL非自立の確率は歩行距離140m以下では75%以上,320m以上では25%以下であった.また歩行距離が470m以上であれば,IADLは90%以上の確率で完全自立であった.このことは歩行距離から計算されたからも妥当であると考えられた.
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