信州大学医学部内科学第一講座 昭和電工塩尻事業所健康管理センター
信州大学医学部内科学第一講座
2007 年 17 巻 2 号 p. 143-147
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職場の喫煙率を低下させる目的で,化学製品製造の2事業所において禁煙・分煙化による受動喫煙対策の強化と,健診時の産業医診察や結果通知の産業医コメントを利用した個別禁煙指導を喫煙者全員に継続して行った.その結果,男性の喫煙率が2003~2006年にそれぞれ54.1%から47.1%,47.8%から39.2%に低下した.新たに禁煙を開始した72名の禁煙動機アンケートの結果,受動喫煙対策に伴う喫煙制限と個別禁煙指導の効果が示唆された.
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