奈良県立医科大学内科学第二講座
2008 年 18 巻 2 号 p. 108-113
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COPD患者に合併する栄養障害は予後や病態と密接に関連する重要な“systemic effect”である.代謝亢進や全身性炎症,内分泌ホルモンの分泌動態の変化など栄養障害のメカニズムに基づいた栄養管理が必要となる.特に除脂肪量(lean body mass)の維持や増大を主眼としたストラテジーが求められている.グレリンの投与は摂食促進作用に加えて蛋白同化作用と抗炎症作用を有する治療法として期待される.
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