日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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成人肺炎診療ガイドライン2017のポイントと課題
―最近のインフルエンザ診療の考え方も含めて―
関 雅文
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2019 年 28 巻 2 号 p. 174-178

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抄録

肺炎はガイドライン2017において,市中肺炎,院内肺炎,医療・介護関連肺炎がいったん統合される形で診療されることになった.但し,A-DROPシステムがSOFA/qSOFAシステムと併用されて重症度の判定に使用され,定型・非定型肺炎の鑑別法も引き続き使用される.抗菌薬はペニシリン系薬を軸とする基本的考え方は今後も同様であり,インフルエンザ診療でのワクチンなど,予防的対応にも重点を置くことが改めて確認された.

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© 2019 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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