2019 年 28 巻 2 号 p. 238-241
医療機器は現在の高度先進医療を支える重要な役割を担っており,在宅医療においても多種多様な医療機器が使用されている.しかし,現状として医療機器の取り扱い専門職である我々臨床工学技士(Clinical Engineer:以下CE)の業務においては,在宅医療に関する業務指針やガイドラインなどがまだ示されていない.そのためCEの在宅医療への関わり方について,対応すべき事項や今後の活動展開などを検討した.さらにCEの専門性を活かした多職種連携により,在宅領域におけるチーム医療に貢献することを目的とした.