日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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臨床経験
レチナ酸素ボタンの試作と臨床応用
石原 享介長谷川 幹松本 久子富岡 洋海岡崎 美樹片上 信之坂本 廣子梅田 文一中井 準芝 久美楠 由美子竹下 勇雄
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1993 年 3 巻 2 号 p. 106-108

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抄録

レチナ(高研(株))装着中で気管マスクにて酸素投与中の慢性呼吸不全患者5例に,レチナ孔を閉鎖しかつ酸素ライン接続管をもつ酸素投与ボタンを試作し臨床応用を行った.経鼻酸素投与にくらべ1/2~1/3の酸素流量で同程度の酸素化が可能であった.軽量であり,発声も保持され,容易に着脱が可能であり長期使用においても喀痰による閉塞もみられなかった.良好な気切孔管理が可能となれば末期呼吸不全・呼吸機能障害患者では気管切開法が有力な治療オプションとなる.

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© 1993 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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