2022 年 30 巻 2 号 p. 159-162
医学領域では以前より国際化が進んでいるが,看護の領域でも国際化がますますすすんでいる.例えば,国際看護師協会(International Council of Nurses: ICN)には日本看護協会(Japanese Nursing Association: JNA)も加盟しているため,日本看護協会の会員であれば自動的にICNのメンバーということになり,もちろん国際学会で発表することもできる.過去には横浜でICN国際学会が開催され,世界各国の看護師が日本に集まったが,日本の看護師も多く参加し,皆で浴衣を着て意見交換を行い大いに盛り上がった.
2020年はCOVID-19の関係で国際学会も延期かWEB開催に切り替わり,残念ながら海外旅行を兼ねての学会参加が難しい状況となってしまったが,今後,COVID-19の感染状況が沈静化した際には,世界中で様々な国際学会が開催され,国際学会での発表に対するモチベーションの上昇に繋がるのではないかと考える.