東京女子医科大学第1内科
1996 年 6 巻 2 号 p. 153-156
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動機付け,生活指導を重点に禁煙指導を行った.1年後の禁煙継続,喫煙習慣再発の各群の背景を分析し,禁煙継続のための禁煙指導の要点を考察した.呼気一酸化炭素濃度は禁煙継続の指標として簡便かつ有用であり,血漿中コチニン濃度はニコチン補充療法の適正量設定に役立った.特に家庭環境が不安定で,疾病がなく健康意識が低く,情緒不安定など性格的に喫煙習慣の再発しやすい患者にはカウンセリングの重要性が指摘できた.
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