南長崎クリニックリハビリテーション科
長崎大学医療技術短期大学部理学療法学科
1997 年 7 巻 2 号 p. 94-98
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重回帰分析を用いて慢性肺気腫の%IBW(percent of ideal body weight)と呼吸・代謝機能の関連性を検討した.%IBWへの影響因子で,最も重要なものは呼吸効率であった.呼吸効率の低下は,換気運動に伴うエネルギー消費量を増大させ低体重を加速していると推測された.<br>呼吸効率を改善し過剰なエネルギー代謝を適正化すること,COPDの体重減少の予防に重要な意義をもつ可能性が示唆された.
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