日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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シンポジウム1
ベッドサイドリハビリテーション
―呼吸理学療法の適応と実際―
高畠 由佳篠原 規恵古川 陽子ワード 弥生甲屋 早苗蝶名林 直彦青島 正大
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1998 年 8 巻 2 号 p. 133-137

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抄録

慢性呼吸器疾患の包括的呼吸リハビリテーションにおいて,その急性増悪期にICUで行われる呼吸理学療法は,人工呼吸管理前後の効果的な気道分泌物の除去や,咳嗽力の回復を目標とし,手技の適応を慎重に判断し,十分な観察のもとに実施されることが必要である.さらに医師や理学療法士と連携し,ケアを継続できる看護チーム力や,チーム内での患者の情報の共有化がポイントになり,今回具体例をあげて解説した.

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© 1998 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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