新潟大学医学部第2内科
1999 年 8 巻 3 号 p. 275-280
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在宅人工呼吸療法(主として非侵襲的陽圧換気療法)を行う慢性呼吸不全患者のQOLと,担当医による評価を検討した.アンケート調査の結果,治療によるQOLの改善は回答患者の約90%に認められたが,担当医によるQOL評価と患者の自己評価の間に有意な相関はなかった.Short Form-36で「身体機能」の尺度得点が低い患者のQOLを,医師は過大もしくは過小評価しており,両者のQOL評価が解離する一因と推測された.
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