2023 年 39 巻 3 号 p. 121-124
【背景】ストーマリハビリテーションの基礎教育は、講師の人材育成も含めて地域講習会に一任されている。今回、東北ストーマリハビリテーション講習会(当講習会)で実践してきた看護師講師の人材育成方法について報告する。
【方法】当講習会の歴史、看護師講師の選定・育成方法を後方視的に検討した。
【結果】東北地区より募集した皮膚・排泄ケア認定看護師が運営委員となり、講習会の運営を行いながら講義を聴講し、実習アシスタントとして実習講師と相談しながら実習の流れや実習指導方法を学んでいた。そして、実習講師を経験した後に講義の講師を担当するが、同じ講義の担当は原則2~3年として担当者を交代していた。この講師育成方法は、COVID-19感染拡大に伴う講習会形式の変更があっても柔軟に対応できていた。
【考察・結論】当講習会での人材育成方法は、看護の臨床現場で行われている人材育成法であるプリセプター制度とOJT(On the Job Training)教育やクリニカルラダーに近い方法であり、講習会の運営にも有用と思われる。