日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第53回研究発表大会
セッションID: A04
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階層型デザインモデルに基づくデザイン方法の提案とその適用
*野村 悠二栃澤 光彦氏家 良樹松岡 由幸
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抄録
デザイン行為は,デザイン上流過程における構造モデル構築と下流過程における数学モデル構築を経て進められていく.従来の研究においては,構造モデル構築と数学モデル構築の各々を支援するデザイン方法は提案されているものの,両者を包含したデザイン方法は提案されていない.そこで,本研究では,松岡により提案されている,デザイン上流過程と下流過程の包括的な扱いが可能な階層型デザインモデルに注目した.まず,階層型デザインモデルの特徴を反映するとともに副次的な影響を明確に把握できる構造モデルの構築方法として4階層QFDを提案した.つぎに,数学モデル構築に必要となる目標特性とそれに関係するデザイン因子の選択方法を提案することにより,構造モデル構築と数学モデル構築を包含するデザイン方法を提案した.そして,提案したデザイン方法を,自動車シートデザインに適用した.その結果,デザイン要素間の関係を明確に把握することと,適切なデザイン因子を選択することができた.これにより,構造モデル構築と数学モデル構築の両者を包含する本デザイン方法の適用可能性が示唆された.
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© 2006 日本デザイン学会
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