日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第57回研究発表大会
セッションID: P11
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1人暮らしに嬉しい、杉材を使ったローテーブルのデザイン
*上田 香織, 山崎 和彦
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抄録
日本の温室効果ガス削減目標6_%_のうち、3.8_%_は森林によるCO2 吸収量で達成しようとしている。日本は国土の約3分の2が森林で覆われている世界有数の森林大国であるため、目標達成は一見容易に思われる。しかし、現在の日本の森林状況からするとこのままでは目標を達成することはとても困難である。このような背景から、本研究は温暖化対策で一番の役割を担っている森林をどのように活かすか、どのように活かされているかを調査・研究し、最終成果物で温暖化対策に貢献出来るような、エコデザインを前提としたプロダクトを提案することを目的とする。最終成果物として『Comfortable』という日本の杉を使用したローテーブルを制作した。特徴は3つある。1つは天板が2枚あることである。2枚あることで高さが異なるため、用途や気分に合わせて選ぶことができる。また下側の天板は90度回転させることが出来、大人数で囲むことが出来る。2つ目はネジなどの金属類を使わずにくさび止めという手法を使用して木材だけで組み立てられることである。3つ目はノックダウン式を採用していることである。出来るだけ永く使用してもらうことが重要であるため、壊れた場合はその部分のパーツだけを交換する。このローテーブルが実際に市場に出たならば、日本の森林問題を少しずつ改善することができると考えられる。
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© 2010 日本デザイン学会
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