抄録
コンセプトと要件は相互に精緻化されるプロセスをとることが知られている.現実的に,コンセプトはアイデアの可視化前には定義できないことが多い.プロダ クトのアイデアは2次元のスケッチや3次元のモデルで可視化できるが,サービスやユーザインタフェースなど不可視な内容を可視化するツールはあまり無い. プロセス状況テーブル(ProSTとシナリオ手法は,そのような不可視な物事についての利用状況や利用方法をイメージするためのツールである.本研究で は,不可視な事物に対するコンセプトと要件の精緻化におけるプロセス状況テーブル(ProST)とシナリオ手法の比較を行った.