抄録
広域積雪僻地において訪問看護事業所は重大な役割を担っており、その負荷が増している。そこで、僻地に住む特殊な身体状況を持つ在宅療養者と、訪問看護に実際に携わる訪問看護担当者である訪問看護師や保健師に協力頂き、汎用IT機器の組み合わせによって実現できるシステムにより、訪問看護担当者と在宅療養者(以下、療養者)を繋ぐ「ITを利活用した遠隔看護の仕組みの構築」を目的としたE-KANGOを、看護とデザインの研究者の協同で行なっている。本稿では、2009 年度から活動開始したE-KANGOの実施結果と活動経過を報告する。