抄録
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震が発生した。本研究は。災害弱者に着目し、彼らの避難時、避難所、仮設住宅においての問題点を明らかにした。またそれに基づき災害弱者にとってより住みやすい仮設住宅の考察を行った。ヒアリング調査によると、水回り雅課題が多かった。解決策として、浴室、トイレ、キッチンの共同利用設備を提案し、再びヒアリング調査を行った。結果、トイレ、キッチンについては共同利用設備の需要は無かったが、共同利用の浴室に対しては、十分な需要があることが分かった。このことから、大人が介助しながら入浴できる浴室を備え、入り口前の段差解消、浴槽の深さ等を改善した共同利用の浴室を提案する。提案にあたって、介護施設の浴室調査や、浴室メーカーに対して検証を行った。個別浴室タイプと大浴場タイプの2つのレイアウト案を提示した。