抄録
「挑戦2008:国家発展計画」によって、文化創意産業は台湾発展の重要な柱だと指定され、現在も国家政策として全力を挙げて推進されている。そして台中電子街(以下電子街)は個性溢れ、非常に特色のある商店街であるが、様々な原因で衰退してきている。しかし、歴史、個性、特色、生命力、そして何よりも業者の結束力が強いということで、文化創意による発展が最も相応しいと考えられる。行政側と民間業者の努力で、交通システムの建設や商業用地の放出、特色のある店の入居、宿泊施設の改築などの動向により、台中市の衰退してきた旧都心部が久々に回転し始めている。こんな時期こそ、電子街は未来発展への対応をいち早くしなければならない。従って、本稿は電子街に対し、調査結果及び文化創意に基づき、以下のように発展についてのアドバイスを提示する。(1)徐々に消えていく業者の結束力を再喚起することが最優先である。(2)歴史や文化を運用し、エリア全体を宮原眼科のように此処でしか見られないという特色を創造する。(3)エリア内の業者と競合しない専門店を入居させる。(4)管理と宣伝を別々にし、PRは専門業者に任せる。